月曜日, 9月 10, 2007

胃が痛い時の意外なこと。怒

 少し前、朝起きて、苦しいほど胃が痛かった事がありました。 過去に1回似たようなことがあったので、またかっとは思ったのですが。そのときは病院の夜間診療に駆け込みました。そのときは実家で、親がいたので連れてってもらいました。
 胃炎の場合は、横になると少し楽になるのでなんとか耐えられるのですが、前回と同様に、じっとしていられない程、痛く、苦しいので病院に行く事にしました。

 痛ぁーーい。病院まで歩いていられん。タクシーだ。 
  っとタクシーを呼ぶためにPCを起動する。Windowsの立ち上がる時間がうっとぉしい。しかし、痛くていちいちかまってられない。立ち上がってログインすると即座にグーグル。 とりあえずヒットした一番上の会社に電話する。
 タクシー会社のオペレータが出る。明るくさわやかな声だ。 一方、痛みを抑え低く苦しみながらの声のわたし。
 「タっタクシー、お願いします。住所は・・・・」
 「わかりましたお調べします。」っと、保留音が流れる。 近くの車を探してくれているだろうなっと思う。
しかし、
 「えーと、その住所にそのアパートは存在しないのですが・・・」 
 調べてたのはそっちかい・・・。つべこべいわず、早く廻せって、痛いのにぃ・・・。
 「ちかくに○○さんあるでしょ、そこの奥です。」
 「はい。 でも本川荘というのがあるのですが。」
 おーーい、どうでもいいだろー、はやくきてくれって。
 「それは、昔の地図。今はそこなくなって、このアパート」
 「では、そこに迎えにいけばよいのですね。もう一度アパート名と部屋を教えてください」
 うざい・・・。でも痛みで怒る気力はない。アパート名を教える。
 「それでは、配車を調べますので少々おまちください」っと保留音。
 は、早くしてよー。
 「お客様、○○駅から廻すので10分ー15分かかりますが宜しいでしょうか?」
 いいも何もない。他をあたっている時間ないんだって。
 「いいから、早くしててください」
 「あの、法廷速度を守って安全運転いたしますので・・」
 途中でさえぎる。
 「わかったから早くしてね。」
 「ですが・・」
 「だから、お願いしますって。」
 「わかりました10-15分後に迎えにあがります。タクシーの番号は○○○○です」
 「はい、お待ちしてます」
 
  10分も待つのか・・・。とりあえず早く行きたいので、雨の中近くの道路まで出て行って待つ。
 痛い。早くこないか・・・。 痛みを紛らわせるために、近くを小刻みに歩いて往復する。
 
 しばらくすると、タクシーがやってくる。 番号もいわれたとおりだ。 よし、乗れる。
 っと思った時、 
 
  えっ・・・。

    タクシーは止まらず通過する。

 ちょっと、どこ行くのさ・・・。 追いかける。

    するとタクシーは止まった。後ろのドアが開く。

 「いわ様ですね」
 「はい」っと、痛む胃を押さえながら乗り込む。
 「あの、入ったばかりで、この辺の地理が・・」
 「中央病院へお願いします」 ドライバー(女性)の説明と重なるように発言。
 ドライバーはおもむろにカーNaviをいじる。 しかし、検索でみつからなかったようだ。
 「場所、わかりませんよね?」 っと聞いてくる。
 「わからん。」
  ようやく、車が発進する。 場所がわかったのかは定かでない。しかし・・・・。
 なぜか逆方向に。 正確な場所はわからないが、南の方であることは解る。
 そう、このタクシー北に向かっているのだ。
 「あっちの方だと思うのだけど」
 「そうですか、ありがとうございます」 
 
  おいおい。こっちは痛いんだよ。病院にいきたいっていっているんだよ。勘弁してくれーー。

 しばらく軌道修正していると・・・、隣駅のエリアに。
 「ど、どこまでいくんですか・・・、行きすぎですよ」
 
 なにやら携帯電話を操作している。誰かに聞いているのだろうか?  
 
 しばらく軌道修正していると、今度は間違いなさそうな道を行っている。
 そのまま病院へたどりつく。  どこに止まるかわからないので、
 「ここで、いいです」 っと止まる。 

 と、そんなこんな思いをしながら、病院へたどり着いたのだが・・・・。

 病院には既に、かなりお年をめした方が診察待ちで一杯。  

 まだ待つのか。 

 fin.